【御坂妹コスプレ】『とある科学の超電磁砲』廃墟タクティカル風作品集 - 1 枚目
【御坂妹コスプレ】『とある科学の超電磁砲』廃墟タクティカル風作品集 - 2 枚目
【御坂妹コスプレ】『とある科学の超電磁砲』廃墟タクティカル風作品集 - 3 枚目
【御坂妹コスプレ】『とある科学の超電磁砲』廃墟タクティカル風作品集 - 4 枚目
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【御坂妹コスプレ】『とある科学の超電磁砲』廃墟タクティカル風作品集 - 17 枚目
【御坂妹コスプレ】『とある科学の超電磁砲』廃墟タクティカル風作品集 - 18 枚目

今回の「御坂ネットワーク」の撮影ではテーマを『とある科学の超電磁砲』に登場する御坂妹の群像劇に設定しました。キャラクターの持つ冷静かつ効率的で、機械的な戦闘設定に寄せるため、事前準備の段階でロケーションをこの廃校されたコンクリートの工業建築(工業廃墟撮影)に決定しました。粗い壁面、ダークな錆びた配管、無骨な鉄格子が、タクティカルゴーグルやプロップガンと組み合わさることで非常に強いギャップを生み出しています。

撮影当日の気温は予想以上に低く、工場内には暖房もないため、この薄手の制服一着では正直かなり寒かったです。白シャツにベージュのベストは常盤台中学の王道セットアップですが、動きやすさを考慮して今回は過度な重ね着を避け、制服ならではの洗練された佇まいをキープしました。ボトムスのグレーのプリーツスカートと白いロングソックスはキャラクターの象徴的な要素であり、黒のローファーと合わせることで、粗い地面の上で戦術動作を行いやすいだけでなく、視覚的にも全体のプロポーションを引き伸ばしてくれます。

小道具に関しては、黒のサブマシンガンプロップと緑のストライプが入ったタクティカルゴーグルが今回のスタイリングの魂です。プロップガンは軽量化処理が施されていましたが、長時間の両手持ちや、腰に抱えて斜め姿勢で警戒探知を行うポーズは、やはり腕の筋力をかなり消費しました。1枚目の反重力逆さ吊りポーズは、実は体幹の強さが強く試されるカットでした。パートナーと手を繋いで逆さ吊りになるインタラクティブなシーンで、懸垂状態とバランスを保つために重心を何度も微調整しました。最終的な写真は余計なブレがなくすっきりと仕上がり、カメラマンとの完璧な息の合わせどころとなりました。

続いて数枚の単独銃持ちカットです。工業廃墟内でのアクションデザインにあたり、石柱の横で警戒する姿、しゃがみ姿勢で銃を構える姿、壁に張り付いて警戒する姿など、いくつかの戦術動作を参考にしました。このようなややハードコアなボディランゲージが軽やかな制服と絶妙なギャップを生み出し、御坂ネットワークとして個体が行動する際の状態に非常にマッチしています。5枚目のセメント柱の間に立つ全身カットは、現地の非常に硬質な指向性ライティングを活用しました。光が制服と脚に当たり、背後に深い影を残すことで、人物の輪郭がクッキリと浮き上がり、全体の空気感が極めて凛としたものになりました。

レタッチの段階では過度な色調補正やレンダリングは避け、周囲の環境をトーンダウンさせてコンクリートならではの硬質なグレーの質感を生かしました。3枚目と4枚目は金網扉のパースを前枠として利用し、人物が「檻」や「観察室」の中にいるかのようなシチュエーションを作り出しました。これは設定にある「妹達が管理されている」という背景に深く合致し、静かでどこか距離感のある雰囲気を醸し出しています。

カメラマンの阿茶さんと一緒に撮影を進める中で、この「冷たさ」をいかに不自然にならずに表現するかを終始話し合いました。キャラクター設定は冷徹であっても、演じるコスプレイヤー自身は自然な状態を保つ必要があるからです。たまにゴーグルを押し上げるようなスナップカット(例えば9枚目や12枚目)は、単に銃を構えるポーズよりもどこか生活感が漂う仕上がりになりました。

全体として、今回の御坂妹コスプレ作品集の完成度はなかなか良いものになったと感じています。工業廃墟撮影の経験が教えてくれたのは、ロケーション自体がハードコアな属性を持っている場合、衣装はむしろシンプルで清潔感のある状態に留め、光と影、そして小道具の質感によって画面全体の緊張感を支えるのが良いということです。完成写真が御坂ネットワークならではの「引き算の美」な冷ややかさを再現できたことは、非常に良い試みとなりました。後から写真を選ぶ際も、動きと感情が詰まったこのシリーズを選び出し、今回の撮影結果にとても満足しています。