【王昭君 コスプレ】白梅の落ちる日、故郷へ帰る時 - 1 枚目
【王昭君 コスプレ】白梅の落ちる日、故郷へ帰る時 - 2 枚目

白梅をテーマにした今回の写真集が、ついに正式公開となりました。王昭君といえば、氷雪や寒風を真っ先に思い浮かべる方が多いと思いますが、今回の撮影ではあえて中国伝統の白梅、飛鶴、そして庭園の要素をセットに融合させ、「白梅の落ちる日、故郷へ帰る時」という、ほのかな哀愁と決意を秘めた東洋の情緒(意境)を表現しました。企画段階でカメラマンと話し合った際、ゲーム本来の単なる冷たい魔法という固定観念を飛び出し、キャラクターの心の奥底にある遥かなる望郷の思いを、具体的なシーンを通じて伝えたいと考えたのです。

今回は衣装のシルエット(版型)にかなりのこだわりを詰め込みました。メインカラーは純白とアイスブルーで、原作のゲーム設定をベースにしながら、より豊かなレイヤー感をプラスしています。襟元にあしらった白いフワフワのファーティペットは、視覚的にキャラクターを優しく見せるだけでなく、アイスブルーのロングヘアやホルターネックの透かし彫りデザインに程よい抜け感(呼吸感)を与えてくれます。腕の半透明の付け袖と手袋の間はスムーズに繋がっており、肌が広範囲に露出することによる違和感をなくしました。腰元の氷晶アクセサリーや帯(腰封)に施された銀糸の刺繍は、カメラマンさんの強いライティングを受けて美しく反射し、衣装全体が本当に氷と雪から紡ぎ出されたかのように見せてくれます。

ウィッグには、非常にフレッシュな色合いのアイスブルーを選びました。毛質が滑らかで、スタイリングも比較的簡単でした。髪型はあえて大げさにボリュームを持たせることはせず、適度な自然のカーブを残すことで、カメラの前で風になびく軽やかさを表現しやすくしています。氷雪メイク・スタイリングはウィッグの色調に合わせて同系色のアイシャドウでグラデーションを作り、アイラインをわずかに跳ね上げることで、優しさの中にクールで艶やかな眼差しを秘めさせました。リップカラーには紫がかったドライローズを選んだことで、全体の青白の配色を邪魔することなく、キャラクター本来の清廉な気品をしっかりとキープしています。

杖の小道具は非常にしっかりとした作りで、先端の巨大な氷晶はレジン(樹脂)にグロス塗装を施したため、ライトの下で鮮やかな屈折光を放ちます。1枚目の座りポーズのカットを撮影する際は、できる限り动作を緩やかにし、左手で自然に支え、右手をわずかに開き、視線を落とすことで、地面に敷き詰められた白い造花の落花と相まって、静寂の中にある言葉にできない哀愁を再現しようと努めました。一方で、2枚目の立ちポーズのカットは全く異なる力強さがあり、杖を頭上高く掲げるその一瞬に、体の重心を安定させつつ、扇風機でなびかせる髪や衣装の裾のダイナミックな動きにも気を配らなければならず、かなりの挑戦でした。幸いにも、最終的にとても満足のいく一コマをスナップすることができました。

セットの配置も見どころの一つです。背後にある中華風の月洞門(丸アーチ門)と築山(假山石)が、黒い背景によって美しい立体感を醸し出し、あらかじめ活けられた白い造花の枝や、羽を広げた鶴の模型と相まって、画面全体の空気感が一気に引き上がりました。氷雪というテーマに合わせ、現場では寒色系の輪郭光(リムライト)を多用し、杖やウィッグの輪郭に美しい氷晶のような効果を入れることで、最終的な写真の質感を非常に透明感のあるものに仕上げています。

スタジオ内でキャラクターのポーズを維持しつつ、小道具や髪が乱れないように気を配るのは少し疲れましたが、最終的にこのような儚さ(空霊)と強靭さを兼ね備えた画面を表現でき、すべての努力が报われたと感じています。このような濃厚な中華の情緒を湛えた王昭君の造型は、単にエフェクトを積み重ねただけの冷たさよりも間違いなく味わい深く、より人の心を揺さぶるものがあります。