【ゴールデングロー コスプレ】アニメイベントのサイン色紙の壁に思い出を残す - 1 枚目
【ゴールデングロー コスプレ】アニメイベントのサイン色紙の壁に思い出を残す - 2 枚目
【ゴールデングロー コスプレ】アニメイベントのサイン色紙の壁に思い出を残す - 3 枚目

サイン色紙の壁にゴールデングローを描いていると、すべての意識がペン先に集中していく感覚がありました。『アークナイツ』のコスプレイヤーで賑わうアニメイベントの喧騒の中ではありましたが、描くプロセスそのものが本当に心地よいリフレッシュになりました。今回アニメイベントに足を運んだ一番の目的はこの自由に落書きできる壁を体験することで、彼女のヘアスタイルや髪飾りなら壁というキャンバスの上で表情豊かな線画を表現できると思い、ゴールデングローを描くことに決めました。

描く際はまず大まかな輪郭を取りました。壁面がやや粗めでインクの吸い込みが早かったため、手早く描いたりインクを多めに乗せたりしても問題なく、しっかり乾いた後は細部がとてもクリアに仕上がりました。普段ペンタブで描くデジタル作画とは感覚が大きく異なり、デジタルなら無制限にやり直しができますが、壁描きでは引いた一本一本の線がそのまま残り、線画本来のダイナミックな緊張感をダイレクトに味わえます。ゴールデングローの前髪や毛先を綺麗に描くため、ペンのストロークの強弱にこだわり、ふんわりとしたボリューム感を影色で表現するよう工夫しました。以前ペン画の速写を練習していた経験もあり、マーカーでのドローイングもスムーズに進められました。

自分自身が演じているキャラクターということもあり、描いている最中の没入感は抜群で、まるで原画師が鏡に映る自分をスケッチしているかのような感覚でした。壁の前に40分近く立ち続け、雷の星の位置を微調整しながら、手のポーズが隣の余白と綺麗に調和するようにバランスを取りました。一見シンプルな線画に見えますが、描き終えた後に壁で微笑むゴールデングローを見た時は、大きな達成感に包まれました。次回のアニメイベントでもこのようなサイン色紙の壁があればぜひまた描きたいですし、その時は背景や小物を取り入れたより緻密な構図を事前に考えて臨みたいと思います。

イベントに行くと並んでいる同好の仲間に出会うことが多く、私がゴールデングローを描いていることに気づいてしばらく見守ってくれる方もいて、とても温かく不思議な体験でした。ゴールデングローになりきって作品を完成させる過程において、フルセットのコスプレ衣装を着た状態での動作はやや動きにくく、特にピンク迷彩のボトムスはしゃがんで描くのが少し大変だったため、途中で何度も体勢を調整しました。

写真は通りがかったお友達が撮影してくれたもので、ちょうどペン先を見つめて集中している瞬間を捉えてくれ、今回のゴールデングロー コスプレの中でも日常感あふれる素敵な記録になりました。撮影時は壁の雑多な落書きをできる限りフレームアウトし、イラストと完成度の高い部分だけを美しく切り取ってもらいました。壁のスペースには限りがあり、メインを描き終えた周囲には他の皆さんが描いた線画も並んでいて、みんなで一緒に大好きなキャラクターの痕跡を壁に残す一体感は本当に最高でした。過度なレタッチを介さず、ありのままの熱量を届けてくれるリアルさこそが、アニメイベントのサイン色紙の壁の最大の魅力だと感じています。