今回のCICFイベントの会場レイアウトは、こうしたeスポーツ要素を取り入れたスタイルのコスプレ撮影に本当にぴったりでした。ガチガチのメカや重装備に比べ、今回は甘めでカジュアルな路線を選びました。スタイリング全体は白とライトブルーを基調とし、ツインテールに編み込みを加えることで髪のレイヤー感をアップさせ、両サイドの猫耳カチューシャでヘッドドレスの可愛らしさを引き立てています。丸メガネはまさに一工夫(点睛の筆)で、元々は少し複雑だったヘアスタイルとスカートに知的な雰囲気をプラスしてくれました。
着用している白いトップスとライトブルーのフリルティアードスカートに白ニーソコーデを合わせることで、全体の視覚効果がすっきりと透明感のあるものになりました。イベントでは華やかな衣装を着る人が多いですが、私はこのような爽やかな配色でゲーミングルームのリラックスした雰囲気を際立たせるのが好みです。
手に持っている小道具が本日の主役です。実は、いかにも硬そうな銃器系の道具はあまり得意ではなく、むしろこういう二次元風のイラストが描かれたグラフィックボードのパッケージ箱や、丸みを帯びたブルー×ピンクのゲームコントローラーの方がシチュエーション感が出ると思っています。特にあのグラボのパッケージは、ピンク×ホワイトのゲーミングチェアやデスク上の白黒の組み合わせと相まって、全体のカラー系統がぐっと統一されました。
今回イベント会場でのカメラマンさんとの連携も非常にスムーズでした。写真のようにゲーミングチェアに座るポーズは、実はレンズのアングルがとても重要になります。このように少しアオリ(ローアングル)気味にするか、あるいはアイレベルで捉えることで、脚のラインをよりスラリと見せられるだけでなく、白ニーソの質感が照明の下で綺麗な光沢を放ってくれます。当日の会場の照明はほんのりとブルーがかっていたのですが、それがかえって白×青のスカートのテーマに驚くほどマッチしており、素晴らしいコスプレ撮影になりました。
コントローラーを持ったり、グラボの箱を抱えたりと、だいたい3〜4種類の異なるポーズを撮影しました。一番満足しているのは、椅子に座った時の一連のカットです。体が椅子にすっぽりと収まることで、ポーズがとてもリラックスし、硬さがなくなりました。外に向けて手を伸ばしたり、頬杖をついたりする動作に、少し首をかしげる動きを合わせることで、キャラクターの親しみやすさが一気に増します。
こうした大型イベントに参加する際は、小道具を準備するだけでなく、体力面にも気を配る必要があります。幸いにも今回の会場は比較的ゆったりとしたレイアウトで、通路も混み合いすぎていなかったため、ゲーミングデスクの前で時間をかけていくつかの角度を試すことができました。足元が浮かないよう、特別にこの白いウサギのサンダル(穴あき靴)を合わせました。スタイリング全体との繋がりを持たせつつ、会場を歩き回っても足が疲れません。
今回のメイクとスタイリングは、ベースメイクの綺麗さがかなり試されます。全体的な色調が淡いため、ベースメイクに透明感がないと、どうしてもくすんで見えがちになります。ウィッグについては事前に毛先をカットしておき、体の前に自然に流れるようにしました。こうすることで、座った時に髪が体のラインを程よく隠してくれ、全体をより柔らかな印象にしてくれます。
特定のキャラクターを忠実に再現するガチなコスプレに比べ、このようなeスポーツ風スタイルは比較的自由なテーマです。色彩のバランスさえ調和していれば、自分らしい個性を鮮明に表現することができます。今回のコスプレ撮影の仕上がりには大満足です。照明、衣装、メイク、小道具が絶妙に噛み合っていました。皆さんのコーディネートの参考になれば嬉しいです。