【東方Projectコスプレ】初代幻想郷の記憶の欠片 - 1 枚目
【東方Projectコスプレ】初代幻想郷の記憶の欠片 - 2 枚目
【東方Projectコスプレ】初代幻想郷の記憶の欠片 - 3 枚目
【東方Projectコスプレ】初代幻想郷の記憶の欠片 - 4 枚目

昔のアルバムをめくっていて、2013年の子どもの頃に初めて挑戦した東方Projectコスプレの写真を見つけ、当時の思い出が一気に蘇ってきました。東方界隈に長く身を置き、最初は姉についていって無邪気に遊んでいただけの自分が、今ではすっかり古参ファンの一人です。当時はまだ幼くて顔にもあどけない丸みが残り、サイズが合わない衣装を着て、姉に頼んで適当にアイメイクをしてもらった程度でした。ウィッグの梳かし方すら分かっていなかったものの、仕上がった写真は不思議と子どもらしい無邪気さとリアリティにあふれていて、今見返すと本当にかけがえのない宝物のように感じます。

東方にハマってからは、原作設定(一設)の大好きなキャラクターをほぼ一通りコスプレし、即売会やイベントに通う中でたくさんの仲間と出会いました。しかしここ数年は東方Projectコスプレをする頻度が減ってきました。理由の一つは原作衣装を一通りやりきったこと、そしてもう一つは、二次創作(二設)の豪華絢爛なフィギュア衣装は財布へのダメージが大きすぎることです。少しクオリティの高いものになると数万円単位で飛んでいくため、熟練レイヤーさんたちの豪華な装備を指をくわえて眺めるしかありません。それでもコスプレをするかどうかにかかわらず、東方が私に与えてくれた情熱は骨の髄まで染み込んでおり、特に同人コンテンツは今でも日々の最大の活力源です。

今でも毎週必ず『東方夜雀食堂』や『氷の勇者』といった同人ゲームをプレイしています。ミスティアの居酒屋経営や勇者の凍土世界の冒険はすっかり手慣れたもので、ゲーム内の細かな小ネタまで知り尽くしています。公式の弾幕STGの中で一番熱中したのはやはり『風神録』で、難易度は高いものの、繰り返し練習して弾幕を避けるあのヒリヒリとした緊張感は最高のストレス解消になります。こうした作品への愛があるからこそ、頻繁にコスプレをしなくなった今でも、東方の各種設定やキャラクターの性格、名曲揃いのBGMの数々は今でも鮮明に記憶に刻まれています。

今回の写真集には、後にしっかりこだわりを持ってセット・撮影した作品もいくつか含めました。当時の衣装と現在を見比べると、確かな技術の進歩を実感します。シャッターチャンスの捉え方やロケーションごとの光の活かし方、細かなポイントメイク、アイシャドウの繊細なグラデーション、自然なベースメイクなど、細部へのこだわりは幾度もの撮影を重ねる中で培ってきたものです。最近の写真の完成度には満足しているものの、心の底で一番懐かしく愛おしく思うのは、技術も経験もなく、幼い顔立ちのままただ純粋な情熱だけでキャラクターになりきっていたあの頃の自分です。今あまり東方のコスプレをしなくなったのは、あの純粋な気持ちを大切に守りたいからであり、幻想郷への最初の敬意と愛を永遠に残しておきたいからです。

二次創作衣装が高すぎて手が出ないという悩みは本当に切実です。昔は絵師さんの美麗なイラストを見るたびにコスプレ欲が刺激されましたが、実際にあの複雑を極めたドレスやレース、大きなマント、輝くアクセサリーをフルオーダーするとなると、製作期間の長さはもちろん予算も跳ね上がります。原作の洗練されたデザインに比べ、二次創作の造形美はこだわり派の懐を容赦なく直撃します。素晴らしいクオリティの作例を見ては、静かにカートに入れてアプリを閉じる日々でした。だからこそ最近は同人ゲームの世界に没頭することが増え、『東方夜雀食堂』で忙しく立ち回るミスティアを眺めたり、『氷の勇者』で極限の操作に挑んだりする没入感は、写真を見るだけでは得られない特別な楽しみです。

長年の東方ファンとして、今ではメイクの意図や技術も深く理解できるようになりました。今回の写真集でも各キャラクターの表情作りにこだわっており、初期の素朴な自然体から、カメラの前での表情管理が洗練されていく過程が見て取れます。色味の調整も単にフィルターをかけるだけだった過去から、ダークな紫の光の中で肌色と背景が美しく調和するよう色温度を細かくコントロールするなど、キャラクターの世界観に合わせた表現ができるようになりました。

特別な願いはありません。ただ、自分が心から愛したあの幻想郷が、これからもずっと美しくあり続けてくれることを願っています。