2025年になってもまだ東方Projectを撮影しています!今回はソニー α7C IIに7Artisansのレンズを組み合わせ、東風谷早苗のイベント写真を撮影しました。雨上がりの夕方、路面に残った水たまりを利用し、カメラ位置を地面すれすれまで低くして、人物と水鏡の映り込みが一体となった画面を捉えました。
衣装は早苗のクラシックなセーラー服をベースに、外側にはアイスブルーの半透明の上着を羽織りました。歩くたびに上着が大きく翻り、動きに合わせてダイナミックな視覚的緊張感を演出するのに一役買っています。ウィッグの色はブルーアワーの環境光の下でより澄んで見え、両側の白いポンポンと神楽鈴に結ばれた赤と黄色のリボンが、全体的に寒色系の背景の中で鮮やかなアクセントとなっています。
7Artisansのこのレンズは、開放付近での中心シャープネスの表現が優れており、神楽鈴の彫刻やウィッグの毛束感までしっかりと描写してくれました。周辺部のわずかな周辺減光が、かえって画面全体の雰囲気を引き締めています。自然な質感を損なわないよう、撮影時はソニーのカメラの「クリエイティブルック」による撮って出しをそのまま使用し、過度なレタッチはせず、基本的なトリミングと微調整のみに留めました。
水たまりという自然の要素は運に左右されやすいですが、幸いなことにイベント会場の周辺にちょうど良い広さの、しかも透き通った水たまりがありました。水鏡の映り込みをきれいに画面に収めるため、撮影中は終始、しゃがんだり地面に片膝をついたりしながら、立ち姿、しゃがみ、鈴を掲げるポーズを交互に織り交ぜてキャラクターの神髄を表現しました。全体の構図としては、画面の端で人物が不自然に切れないよう意識し、カバー写真となる1枚がクリーンな鏡面構図になるようにしました。
「まだ東方を撮っているの?」と今でも聞かれるようなこの時代に、改めて東風谷早苗というキャラクターを見つめ直すと、彼女が持つ「神格と少女」が織り交ざった雰囲気が、現代の都市建築と水たまりの反射の組み合わせを通じて、非常に具現化された形で表現できたと感じます。イベント写真の撮影では、通行人の視線や場所の制限に直面することが多いですが、こうしたリアルな街頭環境だからこそ、2次元のキャラクターが現実の生活に寄り添うような生き生きとした躍動感を生み出してくれます。新しい構図に挑戦するたびに、素晴らしい1枚が撮れることこそが撮影の醍醐味です。