【少司命コスプレ】『秦時明月』に登場する紫髪の少女、イベントで叶えた夢の瞬間 - 1 枚目
【少司命コスプレ】『秦時明月』に登場する紫髪の少女、イベントで叶えた夢の瞬間 - 2 枚目
【少司命コスプレ】『秦時明月』に登場する紫髪の少女、イベントで叶えた夢の瞬間 - 3 枚目
【少司命コスプレ】『秦時明月』に登場する紫髪の少女、イベントで叶えた夢の瞬間 - 4 枚目

小学校6年生の時、初めて『秦時明月之諸子百家』を観たのですが、少司命が森の中で木の葉を踏みしめながら現れたあのシーンは、今でも脳裏に鮮明に焼き付いています。当時はヘアメイクやライティングなんて何も分かりませんでしたが、ただこの面をつけた紫髪の少女が神秘的で美しく、彼女の指先に止まる蝶までもが光り輝いているように見えました。十数年の時が流れ、画面の前の視聴者から、自分自身でこの衣装を身に慢うコスプレイヤーへと変わった今、胸の中にあるその高鳴りは間違いなく本物です。

今回のイベント写真を手に取った瞬間、本当に挑戦して良かったと心から感じました。衣装に関しては、アニメの中のディテール(細部)を念入りに研究しました。襟元の雲模様、帯(ウエストシール)にあしらわれた宝石、袖口のグラデーション、そして彼女を象徴するロングブーツや紋様に至るまで、すべてのパーツを限界まで再現しています。ウィッグは「双環髻(2つの輪のシニヨン)」にセットし、髪飾りと面紗(ベール)を合わせることで、カメラに映った際にひらひらとした仙気(幻想的な美しさ)を持たせました。撮影時は蝶の小道具と寒色系の光エフェクトを組み合わせることで、空気感を一気に最高潮(全開)に引き上げました。写真にある、手を上げて蝶を優しくつまむような仕草は、あの軽やかでありながらもどこか疎外感のある神髄を表現したくて、実は何度も角度を練習しました。

会場の光は複雑で、撮って出しの原画は少し暗めでしたが、レタッチ(後期編集)でハイライトを明るくし、微細な光の粒子(パーティクル)を書き足すことで、まるで月明かりの下に佇んでいるかのような仕上がりになりました。この写真セットの中でも、特に1枚目の全身の躍動感あるポーズと、3枚目の目元のクローズアップが気に入っています。顔を覆っている状態では、表情は眉と目元だけで伝えるしかないため、眼差しへの要求がより高くなります。この衣装を身に纏ってレンズの前に立つと、本当に自分がほんのひととき、あの寡黙で強大な少女に生まれ変わったかのような感覚を覚えました。

夢を叶えるということは、大げさなことではないかもしれませんが、私にとっては非常に特別な意味を持っています。子供の頃の憧れ(思い出補正)から、自分の手で再現するにいたるまで、このプロセスの中で学んだヘアメイクの技術や撮影での連携は、すべて大変貴重な経験となりました。この少司命コスプレの作品を見てくださった方々に、私のこの古風なキャラクターに対するささやかな執念とこだわりが少しでも伝われば幸いです。