このペンギンの着ぐるみに袖を通したときは、正直ちょっと不安でした。何といっても『アークナイツ:エンドフィールド』の「管理人」といえば、常に冷静で仕事ができるイメージがありますが、私のこのモコモコした白黒のカラーリングに鮮やかな黄色のフットカバーという出で立ちは、どう見てもアーツを扱いに行くというより、南極観測隊に交ざりに行くようにしか見えないからです。とはいえ、コスプレをすると決めたからには、キャラクターの芯の強さを引き出さなければなりません。ウィッグはあえて少し無造作感のあるショートのストレートにカットし、前髪がちょうど目元にかかる長さに調整。少し寒色寄りのアイメイクと薄めのリップグロスを合わせることで、可愛らしさの中にも管理人の持つ鋭さをひとさじ残そうと試みました。撮影の時は狙ってこのあおりの構図を選び、袖を掲げて必殺技を放つようなポーズを決め、さらに手書きで「Power!」の矢印ステッカーも作成して、画面によりダイナミックな躍動感を持たせました。ポーズ自体はちょっと中二病っぽく見えるかもしれませんが、コスプレの醍醐味は二次元の壁を壊しつつも、自分なりのキャラクターへの解釈を残すことにあると思っています。たとえ最もカジュアルな部屋着スタイルでの表現であっても、メイクと髪型が決まり、表情さえしっかりと捉えられていれば、あの「エンドフィールドの管理者」としてのオーラが自然と滲み出てくるものです。この衣装は生地がとても厚手で、モコモコ感が素晴らしいのですが、撮影時の室温が少し高くて汗だくになってしまいました。それでも、仕上がった写真のモコモコしつつもどこかコミカルな雰囲気を見て、苦労した甲斐があったと感じています。次にまたこのキャラクターをやる機会があれば、もっと戦闘スタイルに寄せた装備を考えるかもしれませんが、今回はひとまず、このお茶目でキュートな姿で皆さんに挨拶させてくださいね。