今回の胡桃新年テーマの撮影では、お正月ムードあふれるリアルなスタジオを特別に選びました。赤提灯、春聯(しゅんれん)、大きな元宝(げんぽう)、糖葫芦(タンフールー)といった伝統的な要素が、胡堂主のキャラクター性に意外なほどマッチしています。衣装は深茶色の中国風上着とミニスカートを再現し、おなじみの乾坤泰卦帽子や赤い襟元のディテールを合わせました。ウィッグや髪飾りもスタジオのライティングに合わせて微調整を施しています。メイクでは瞳の赤さとアイメイクのキリッとした鋭さを強調し、胡桃のお茶目さの中に少し悪戯っぽい神髄を持たせました。
撮影時は、手を合わせてお祈りする一瞬や、金元宝を抱えて得意げな表情を浮かべるなど、いくつかのシチュエーションを試みましたが、どれも胡桃の設定にぴったりでした。華やかで躍動感のある雰囲りを引き出すために、カメラマン先生と何度も光源の位置を調整しました。暖黄色のサイド逆光で輪郭を浮き立たせ、髪の毛や衣装のエッジに柔らかな輪郭光を透過させつつ、手前の玉ボケ(光斑)で画面のレイヤー感を高めました。
こうした中国伝統の祝祭日のセットは、コスプレ撮影における再現度の要求が非常に高く、小道具の配置や構図を事前にしっかりと計画する必要がありました。撮影プロセスはとても体力を消耗しましたが、最終的な仕上がりの赤々としたおめでたい色調を見て、すべての苦労が報われたと感じました。この一連の写真を通じて、新春の賑やかさと胡桃の活力を皆さんに届けることができれば嬉しいです。