今回のパートナーとの屋外ポートレート撮影は、階段や木立が織りなす自然な光と影に惹かれてロケーションを選びました。レンズの向こう側に立つフォトグラファーの紅白さんが、自然なテンポで私たちの表情を引き出してくれます。モデルの相方とは普段からこのような双子コーデが大好きで、画面に奥行きを持たせるため、クラシックなセーラースタイルのJK制服をセレクトしました。特定のキャラクターに扮したコスプレではないものの、等身大のスクール感を表現するためには丁寧な空気作りが欠かせません。
まずは着こなしについて。白シャツに濃紺のセーラー襟を合わせつつ、リボンタイの色合いに変化をつけました。一方はディープネイビー、もう一方は深みのあるティールブルーです。これにより二人の個性を自然に描き分けつつ、単調さを払拭しています。ボトムスはハリのある素材を使用した濃紺のプリーツスカートで、風を受けるたびに美しいドレープを描きます。そして全体のコーディネートの主役は、間違いなく白いニーソックスと黒のローファーの組み合わせです。脚のラインをすっきりと見せ、膝上丈のソックスがふくらはぎを長く見せてくれると同時に、健康的な柔らかさもしっかり際立たせてくれます。日常の撮影では、食い込み跡がつかず綺麗なレッグラインをキープできる微着圧タイプのニーハイを選ぶのがおすすめ。太もも部分の境目が自然に馴染み、王道の絶対領域が完成します。
撮影では、双子の雰囲気を活かすためにポージングにも工夫を凝らしました。たとえば階段に腰掛けたカットでは、脚のラインを綺麗に見せるため片側に重心を置き、もう一方の脚を自然に伸ばしながら片手で髪をそっと払いました。衣装のディテールを美しく見せるだけでなく、身体全体の伸びやかさを強調できるポーズです。またジャンプのカットでは、二人の息をぴったり合わせる必要があり、タイミングを揃えるだけでなく笑顔や手の仕草までキープしなければなりませんでした。テイクを重ねて失敗もありましたが、紅白さんが「リラックスしておしゃべりしながら跳んでみて」と声をかけてくれたおかげで、最高に自然な瞬間を捉えることができました。芝生の上で手を繋いで振り返るシーンも同様で、風がふわりと髪を揺らした瞬間、息を合わせてレンズを見つめることで、瑞々しい空気感を切り取ることができました。
JK制服の撮影においてロケーション選びは非常に重要です。階段の高低差は構図に立体感を与え、木立を抜ける逆光は爽やかな清涼感を演出してくれます。持参した黒のレザースクールバッグも優秀な小道具で、通学のリアリティを添えるだけでなく、手持ち無沙汰を自然に解消してくれました。バッグにつけたふわふわのマスコットも、全体の端正なスタイルに可愛い女の子のポートレートらしい甘さをプラスする小さなアクセントです。作り込まれたポーズではなく、屋外でリラックスして過ごすありのままの表情を切り取った、青春の活気に溢れる作品に仕上がりました。この飾らない自然な空気感が、写真を見てくださる方々にも届くことを願っています。