今回は『小林さんちのメイドラゴン』のカンナちゃんの定番スタイルに挑戦し、広州撮影依頼でカメラマンさんとスタジオに入り、学校の雰囲気と子供らしい無邪気さに満ちた空間を再現しました。
「登校する?それとも机に乗っちゃう?!」というテーマに合わせて、撮影もそのノリで楽しく進めました。「登校」なら、黄色いアヒルのポシェットや赤いランドセルを背負ったカンナちゃんは、お行儀よく幼稚園に通う素直な子供そのものです。ですが「机の上に乗る」ポーズこそ、この写真全体の最大のハイライト!何食わぬ顔で堂々と机の上にちょこんと座る姿は、彼女のマイペースで天然、お約束にとらわれない可愛らしい性格にぴったりでした。
今回の装備についてお話しすると、ウィッグには淡い紫のグラデーションショートを選びました。毛先にふんわりとしたボリューム感を出し、前髪が自然におでこを覆うよう緩いカールをつけて頭のシルエットをまあるく仕上げました。カラコンは透明感あふれる明るいブルーをチョイスし、ピュアで無垢な眼差しを演出。黒リボンのカチューシャと白い曲がった角はこのスタイリングの魂とも言えるアイテムです。プラスチック製の角は一見軽そうに見えますが、長時間つけていると少しおでこが圧迫されます。それでもキャラクター再現のためには妥協できないポイントでした。
衣装面では、この水色の丸襟ブラウスが学園風コスプレのテーマにぴったりでした。生地が柔らかくゆったりとしたシルエットで、白のプリーツスカートと透け感のない白タイツコスプレを合わせることで、子供と少女の狭間にいるカンナ独特の雰囲気を的確に表現できました。足元の白地に赤つま先のメリージェーンシューズもアクセントになり、日本の小学生らしい雰囲気をぐっと高めています。撮影時には白タイツと脚のラインを自然に見せるため、座り方にかなり工夫を凝らしました。例えば3枚目の写真のように、軽く顎に手を添えて片足をもう一方の足の上に軽く乗せることで、脚の構図がすっきりと綺麗に見え、幼くなりすぎない絶妙なバランスを保てました。これは小柄なキャラクターを演じる際によく意識するバランス感覚です。
小道具では、手編みの黄色いアヒルバッグがこの撮影の素敵なアクセントになりました。前側に斜めがけすることで、水色の広い面積による単調さをうまく中和してくれます。さらに赤いランドセルや日本の漫画本も用意しました。黒板のチョークアートはカメラマンさんが事前に描いてくれたもので、カンナの二次元イラストや周囲の雲・角帽の落書きが教室の雰囲気をよりリアルに引き立ててくれました。
撮影中のポージングの工夫も重要でした。単調にならないよう様々な動きを試し、1枚目はカメラに向かって笑顔で手を振るインタラクティブなポーズ、2枚目は机の上でしゃがんで靴紐を結ぶ日常的でリラックスした瞬間を捉えました。最近の広州はかなり蒸し暑いですが、スタジオ内はエアコンが効いていて光も綺麗だったため、終始良いコンディションで撮影できました。
こうした可愛らしく無邪気なキャラクターを表現する難しさは、キャラクター性を崩さずに魅力的な見せ方を盛り込む点にあります。軽やかな表情作りと自然なボディランゲージが大切で、無理にあざとくするのではなく、空間の流れに合わせて自然体で演じることを意識しました。夏場に厚手の白タイツを履くのは決して快適とは言えませんが、再現度のためならすべて報われます。大好きな衣装を着て納得のいく写真を残せたことは、とても素晴らしいコスプレ体験となりました。