1日目の入場時、手荷物検査を通る際に買ったばかりの実体光輪が人混みでへし折れてしまいました。ホール1.1に入った早々、物理的な破損を経験して本当に複雑な気持ちになりました。雨の日はイベントには本当に優しくありません。特にアークナイツのレミュアンコスプレの衣装を着て参加すると、外は雨、中は蒸し暑い汗まみれで、髪も濡れてしまいました。ネットではみんな「チケットが取れなかった」と言っていたはずなのに、なぜD1の会場にはこんなに人が溢れていて、会場全体が微かに揺れているように感じるのだろうとずっと思っていました。
この衣装は小道具がかなり重いです。特に翼と長距離スナイパーライフルは混雑した人波に引っかかりやすく、しょっちゅう周りに「気をつけてください」と声をかけなければなりませんでした。胸元のピンクのベルトや重厚なレザージャケットも、湿度の高い蒸し暑さの中では非常に息苦しく、少し動くだけで人にぶつかり、押し戻され、完全に身動きが取れませんでした。あまりの混雑で頭の光輪が折れた後は、人に刺さらないよう慎重に折れたパーツをバッグにしまうしかありませんでした。これが俗に言う「装備ドロップ」というやつでしょうか。
帰宅後、折れた光輪を見て諦めきれず、クオリティの高い写真を残したかったので、予備の発光光輪を取り出して自宅でリテイク撮影を行いました。やはり撮り直しの時のほうがコンディションが遥かに良く、人混みで押し合わずに自分のペースで立ち位置や視線、表情をじっくり調整できました。自宅の暖色系の照明と背景のメカが並ぶ棚が相まって、かえって雰囲気のある写真になりました。
今回のサイン会について言えば、本当に純粋な体力勝負でした。丸々2時間半も並び、つま先が痺れるほど立ちっぱなしで、心の中で愚痴りながら待っていました。この過酷さは経験した人にしか分かりません。しかし、サイン色紙を手にした瞬間、その繊細な描線と色彩を見て、並んでいた時の疲れや不満は一瞬で吹き飛びました。色使いも構図も本当に素晴らしく、2時間半待った甲斐があったと心から思えました。kieed先生のイラストは最高で、サインもとてもかっこよかったです。
全体として、今回のビリビリワールド体験はとても充実していました。不満だらけで靴も雨でびしょ濡れになりましたが、完成した写真やサイン色紙を見ると、すべての苦労が報われたと感じます。写真を選ぶ際、片膝立ちで銃を構えたカットが一番映えていました。装備全体の構造がしっかり写り、光が翼に反射して脚部やレザージャケットの質感も綺麗に出ていたからです。撮影時に光の向きを調整し、頭上の発光光輪と合わせたことで、屋外よりも格段に良い仕上がりになりました。不意に折れた光輪や濡れたズボンも含めて、今回のレミュアンコスプレはイベントの記憶としてひときわ深く刻まれました。疲れましたが、非常に充実した没入体験となりました。