アーミヤ「鏡中集」撮影振り返り、ピントがまさかの頭頂部の髪の毛に合ってしまうハプニング - 1 枚目
アーミヤ「鏡中集」撮影振り返り、ピントがまさかの頭頂部の髪の毛に合ってしまうハプニング - 2 枚目

撮影現場でファインダーの画面を見つめていた時は、ライティングの空気感も人物の表情もバッチリで、「今回の写真撮影はもらった、カメラマン先生のスナップは本当に最高だ」と心の中で密かに絶賛していました。ところが、家に帰ってパソコンにRAWデータ(原片)を取り込み、画面を100%に拡大したその刹那、何とも言えない複雑な感情が押し寄せました。ネット流行語で言うならまさに「天が崩れ落ちた(天塌了)」状態です。なぜなら、写真全体のメインのピントがお顔の輪郭や瞳には一切合っておらず、頭頂部の数本のウィッグの毛先に見事なまでにジャストピンで合っていたからです。

コスプレ(コスプレ)や写真撮影(写真撮影)を嗜む多くの仲間なら、きっとこの痛みが分かってくれるはずです。特にスタジオの光の回りが複雑な場所や、大口径レンズを使ってアップのスナップを狙う際、カメラのオートフォーカスシステムはハイライトや輪郭のエッジが鋭いオブジェクトに引っ張られがちになります。当時はあの幻想的で柔らかな光輪のニュアンスを表現したかったため、かなり絞りを開放気味(大光圈)に設定しており、手持ち撮影によるわずかな手ブレも加わって、フォーカスシステムを迷わせてしまったのかもしれません。厳密に言えば技術的なミスによるピンボケ(焦点偏移)ではありますが、これはこれで今回の撮影における非常にユニークな思い出のポイントになりました。

改めて今回のヘアメイクやスタイリングを振り返ると、かなり誠意を込めて準備したものでした。この『アークナイツ』のキャラクターの空気感を再現するため、カラコンには彩度が高く透明感のある鮮やかなブルーのタイプを選び、特定のアイメイクの描き方と連動させることで、瞳の奥に深い霊気を持たせました。ウィッグはダークブラウンで、丁寧にカットしてボリュームを梳き、表面には微細なラメ(細閃)を仕込んでいたため、ストロボやサイドライトを浴びると美しく反射します。これもカメラのフォーカスが迷ってしまった誘因の1つだったのかもしれません。首元や肩口にあしらわれた黒い透かし彫りの星型アクセサリーとブラック系のインナーが、頭上の巨大なディープブルーのフードとの間に強烈なコントラストを描き出しています。

撮影中に最もハンドリングが難しかったのは、実は手にしたこの発光する花束でした。これは単に美しい小道具というだけでなく、実際に手に持つとそれなりの重量があり、内部に発光ユニットが仕込まれているため、ライティングへの影響が非常に大きいです。特にダークトーンの環境下では、花束が放つ寒色系の光源がちょうど顔の陰影を綺麗に照らし出し、それだけで空気感を醸し出す視覚効果を生み出してくれます。撮影時は、光源が瞳に直接当たって白飛び(死白)しないように配慮しつつ、発光の均一性をキープするため、花束の位置を何度も細かく調整し、ポーズを何往復も試行錯誤しました。

ピントの問題でみんなからちょっといじられてしまいましたが、全体の構図や色彩のコントロールという点で見れば、この写真群が持つ空気感にはとても満足しています。寒色系の背景に人物のブルー&ブラックの配色が重なり、「アークナイツ 鏡中集」の衣装が持つ高潔な気品に見事にマッチしてくれました。今回の一連のコスプレ写真の挑戦を通じて、光の焦点と人物の表情のバランスをどのように取るかなど、多くのテクニックを学ぶことができました。一度のピンボケに落ち込むよりも、今回の撮影体験における面白いエピソード(小插曲)として捉えたいと思います。今後、案件の撮影(接単)であれ自分自身の創作であれ、大口径でのアップを撮る際は、必ずカメラマン先生や自分自身で瞳にピントが合っているかを何度も確認し、次回こそ完璧なクオリティを発揮できるように励みます。