今回ロキシーのコスプレを撮影するにあたり、あえて靴を脱いだ裸足バージョンを選びました。この写真のセットを撮影しようと思った発想はとてもシンプルで、野外における魔法使いの気ままで自然な状態を再現したかったからです。普段コスプレをするときは完全な靴を合わせることがほとんどですが、今回の投稿のテーマが「私たちは裸足でやってきた」である以上、いっそ完全に解放して、木の階段や林の間を裸足のまま歩き通しました。裸足での出演となるため、撮影前に足のケアをしっかり行い、クローズアップや近景でも清潔で自然に見えるようにしました。屋外の木の床や土を踏むと、想像していたよりも少しチクッとしましたが、そのリアルな感触がかえって全身をよりリラックスさせ、束縛感のない状態にしてくれました。
衣装面では、茶色いマントの縁に白と黒の交互のトリミングがあり、インナーは白を基調とし、黒と青の幾何学模様がアクセントになったミニスカートで、ウエストに細いリボンを巻いています。シルエットにハリを持たせるため、マントの生地は一定の厚みがありつつもドレープ性の良いものを選び、座ったり振り返ったりしたときに服の輪郭がへたらないようにしました。ウィッグはライトブルーで、頭頂部にアホゲの造形をあえて作り、鮮やかなブルーのカラコンと合わせ、アイメイクではチークを強めにして、キャラクターの静かで少しぽんこつ可愛い気質を際立たせました。小道具は白い長い杖で、先端には特殊な幾何学模様と青いビーズがあり、手に持つと実はかなりの重量感があり、撮影中は手首の力を使って支える必要が頻繁にあり、長く掲げていると腕の耐久力が試されます。
撮影シーンは木の階段とツル植物がある自然の庭園です。木漏れ日が差し込み、まだらな光と影が白い服と茶色いマントに落ちて、質感が抜群です。裸足で撮影することに決めたため、木の階段の木目やわずかなざらつきが良いインタラクション小道具になりました。ポーズの面では、片膝立ち、足を組む、足をまっすぐ伸ばすなどの姿勢を試しました。木の上に裸足で立つ感覚はとても不思議で、階段の温度や質感が感じられ、つま先に少し力を入れて縁を掴むと、全身により生命力が感じられ、靴を履いているときよりも少し野性とリラックス感が加わり、足のラインも自然な状態で綺麗に表現されました。
一つのポーズは、片手で黒い魔女の帽子を支え、もう片方の手で杖を持ち、両足を自然に垂らしたものです。このポーズは杖の先端の重みが片側に偏るため重心を見つけるのが難しく、足のラインの伸びやかさを保ちつつ、体幹の筋力で上半身を安定させる必要がありました。また、横向きに座り、手を外側に伸ばすポーズもあり、その瞬間に杖の先端の青いビーズが光を反射しているのが捉えられ、背景の緑の植物と素晴らしい寒暖の対照をなしていました。帽子を頭にかぶらず手に持っている写真もあり、これによりライトブルーの短髪と顔のメイクをより完全に示すことができ、画面がよりすっきりとした印象になります。
写真全体を通して過度な劇的対立を意図して作り出すことはせず、自然な光景の中でキャラクターが静かに座っている、あるいは少し動きのある瞬間を捉えたいという思いが強かったです。靴を脱いで裸足になったことで足の裏に多少のほこりや木屑がついたものの、完成した写真に見られるあの束縛されない感覚は、魔法使いとしてのキャラクターの軽やかさと非常にマッチしていました。ポストプロダクションでは、光と影のレイヤーや肌の自然な質感をできる限り残し、過度な美肌加工をせず、写真本来の温かみとリアルさを表現したいと思いました。全体的な色調は暖色系に寄り、森の自然な背景に溶け込み、衣装の青・黒・白のコントラストも画面で非常に際立っています。今回の撮影体験は非常に特別で、屋外での裸足での活動は新しい試みであるだけでなく、キャラクターへの自然に寄り添った理解を深めるものとなりました。