今回の撮影は、廃線となった線路と森が交差するロケーションを選びました。これは、ロキシーが旅人として各地を巡るという設定にぴったりです。衣装に関しては、あの象徴的なつば広の魔女の衣装の帽子とオレンジ色の裏地がついたマントが再現の重点です。自然な落ち感を出すために、マントの内側に形状記憶の芯地を入れ、歩いたり手を挙げたりしたときでもシルエットが崩れないようにしました。ウィッグはライトブルーのツインおさげで、毛先には緩いカールを施しました。装着する際はトップの高さに気を配り、頭が平らに見えないように調整しています。メイクは主に瞳の青紫色を强调し、少しクールな印象のハイライトと合わせることで、視線に魔法の神秘的な雰囲気を漂わせました。小道具には、アイアン製のランタン和組み立て式の杖を用意しました。ランタンの中には小さなLED電球を入れることができ、実際の撮影ではほんのりと光を透かせます。また、杖はパーツごとに分解できる仕様なので、持ち運びやポージングの変更に便利です。撮影時の難点は自然光のコントロールでした。木漏れ日が非常に細切れだったため、レフ板を使って顔の光を補い、同時に線路の延長線を利用して視線を誘導し、奥行き感を演出しました。寝そべり座り、アオリ撮影、ランタンを持った横向きなど、いくつかのポーズを何度も試し、最終的に最も自然な表情のカットを選びました。今回の写真セットでは、あえて過度に中二病っぽいポーズを取ることはせず、静かに道を歩み、時折立ち止まって見つめるような、リラックスした空気感を切り取ることに重点を置きました。ロキシーの持つ温和でありながら確固たる意志を感じていただければ幸いです。撮影プロセスは確かに大変でしたが、完成した写真を見てすべてが報われたと感じました。これこそが二次元コスプレが私にもたらしてくれる楽しさですね。