この夏の一番の収穫といえば、ダイエット計画が見事に失敗に終わったことです。1キロも減らず、お腹は相変わらずぽっこりしたまま。こっそり食べた夜食のことは自分しか分かりません。『鳴潮』の千咲 ピーチアイス コスプレ撮影に臨むにあたり、丈が短くお腹が出やすい衣装だったため、体型に対するプレッシャーはかなりありました。
撮影当日、プールサイドに着いて一面のモザイクタイルを目にし、用意されたピンクの水鉄砲と黄色の浮き輪を見た瞬間、まずは涼しげな夏の空気を感じました。この衣装はディテールがとても細かく、白とピンクのチェック柄、胸元のストリング、ボトムスの大きなリボン、脚のストラップ、そして手首のフリルスリーブなど、身につけるだけで弾けるような愛らしい夏感を演出してくれます。ウィッグは黒髪のストレートロングにツインテールを合わせ、サイドには白い小花をあしらいました。汗でスタイルが崩れないよう、毛並みの手入れには細心の注意が必要です。主に水の中に座ったり岩の上に立ったりして撮影しましたが、水が冷たく、プールの底のタイルがとても滑りやすかったため、足元には特に気を配り、ポーズをしっかり安定させる必要がありました。例えば、岩の上で片足立ちになってバランスを取るカットでは、姿勢を維持するのにかなりの体力を使いました。
そして何より頭を悩ませたのが、一番心配だったお腹の問題です。体重が落ちなかったため、撮影中は一瞬たりとも気を抜くことができませんでした。お腹の存在感をできるだけ抑えるため、体を斜めに傾けたり半身の角度でカメラに向かったり、衣装のレイヤーを活かして目隠しする工夫を凝らしました。水中で膝立ちになって撮影したカットでは、水面の波紋や影をうまく味方につけ、さらにお腹を軽く引き締めることで、思いのほか太って見えず綺麗に仕上がりました。水鉄砲を発射するカットでは、飛び散る水しぶきの瞬間を捉えるのがとても面白く、服が濡れはしたものの、夏らしい爽やかな躍動感がプラスされました。
今回の二次元撮影では、全体のメイクを衣装の色味に合わせて淡くピュアなピンク系を中心に仕上げ、柔らかな自然光と相まって心地よい質感を引き出すことができました。ありのままの自分と向き合う中で、ダイエットは長期的に取り組むべき課題かもしれませんが、レンズの前で千咲 ピーチアイスの魅力を存分に表現する妨げには決してなりません。このピンクコーデの色合いはプールの青と鮮やかなコントラストを描き、夏のテーマに完璧にマッチしていました。濡れながらの撮影で少し疲れましたが、仕上がった写真を見ると、二次元撮影を通じて現在のありのままの自分を記録する素敵な方法だと実感しました。今この瞬間の可愛らしさと、ちょっぴり柔らかいお肉も含めて残すことこそ、リアルでかけがえのない美しさだと思います。