今日は屋外で若葉睦の撮影を行いましたが、太陽の光が眩しすぎて全く目を開けられないほどでした。入念に準備して臨んだものの、強烈な直射日光に晒されて思わず目を細めてしまうほどでした。真昼の陽射しが真上から差し込むロケーションは実に過酷で、顔に落ちる影が非常に硬くなってしまうだけでなく、眩しさで涙が止まらなくなるほどの挑戦的な環境でした。
若葉睦ならではの清冷でどこか浮世離れした雰囲気を再現するため、メイクには細心の注意を払いました。炎天下でもテカリや崩れを防ぐため、ベースにはカバー力の高いマット寄りのファンデーションをセレクト。アイメイクはアイラインと下まつげの描き込みに重点を置き、赤みのあるブラウン系カラーを取り入れることで守ってあげたくなるような儚げな繊細さをプラスしつつ、淡いブラウンのカラコンを合わせて瞳に澄んだ透明感を宿しました。強い日差しの中でも顔立ちが平坦に見えないよう、光の当たり具合に合わせてシェーディングとハイライトの位置をこまめに調整しています。
ウィッグのスタイリングも重要なポイントでした。ミントグリーンのストレートロングは太陽光の下でパサつきや不自然なテカリが目立ちやすいため、出かける前にウィッグ用ケアオイルや柔軟剤で丁寧に毛流れを整え、頭頂部のアホ毛もしっかり押さえました。額にかかるぱっつん前髪も、風で割れたり汗で崩れたりしてあの重厚で整ったラインが損なわれないよう、常に細かくチェックし続けました。
衣装に関しては、白襟にダークトーンのチェック柄をあしらった定番の制服が綺麗にフィットしてくれました。白い襟元には繊細なプリーツが施され、深緑のリボンが上品なアクセントとなり、生地も光を浴びて上質な質感を放ちます。制服の雰囲気に寄り添うため、撮影中の手の所作は極めて自然体に徹し、リボンをそっと指先でつまんだり襟元を正したりと、自宅の鏡の前で何度も練習した控えめな仕草を意識しました。深みのあるチェック柄のおかげで、強烈な日光の下でも全体のトーンが軽薄に浮くことなく落ち着いた印象を保てています。
撮影中、最も苦労したのは表情のコントロールでした。日差しがあまりに強烈で、サングラスなしではまともに目を開けていられない状況でした。そこで、わずかにうつむいて前髪で光を遮りながらレンズを探したり、一度目を閉じてからゆっくりと薄目を開けるように工夫しました。その目を半分開けたようなアンニュイな佇まいが、結果として睦の持つどこか迷いを孕んだ冷ややかなニュアンスを絶妙に捉えることに繋がりました。
過酷な撮影環境ではありましたが、完成した写真の光と影のコントラストはとても気に入っています。鮮烈な太陽光が頬や衣服に刻んだはっきりとした陰影が、画面に深いストーリー性を吹き込んでくれました。光の強さに振り回され一筋縄ではいかない現場でしたが、仕上がった光影の質感がキャラクターの世界観を見事に引き立ててくれ、心から挑戦して良かったと感じています。