『崩壊:スターレイル』の停雲(帰忘の流離人)のコスプレを始めてから、この写真データを受け取るまで約半月が経ちました。この衣装の難しさは、赤白のベアトップドレスと黒いロングファーショールの質感を両立させつつ、頭の獣耳をしっかり固定することにありました。狐族特有の妖艶さと危険な魅力を表現するため様々なポーズを試み、最終的に黒いスツールに片足を高く乗せた鏡越し自撮りをメインビジュアルに選びました。
今回の写真ではナチュラルなストッキングコーデに黒のピンヒールを合わせました。スツールの上で重心を保つため、足の甲をしっかり伸ばさないと脚のラインが固く見えてしまうため意識しました。撮影環境にはピンクがかった暖色系のライトを使用し、赤いドレスの色味を美しく引き立てています。レタッチでは過度な体型補正はせず、生地本来の落ち感やリアルな光影をそのまま残しました。体にフィットする素材なので、アングルさえ掴めば派手な加工をしなくても上質な仕上がりになります。
加多宝のミームを取り入れたのは全くの偶然でした。撮影後に疲れ果てて赤い缶のドリンク(加多宝)を飲んでいたところ、カメラマンから「缶の赤がキャラクターの赤黒配色と完璧にマッチしている」と言われ、遊び心で作品内に加多宝のミームを仕込んで楽しい小ネタとして演出しました。顔をスマホで隠した自撮りだったため、感情表現はすべてボディランゲージに委ねられました。ボディラインのしなやかさ、視線の余白、髪のなびき具合に至るまで自分自身で細かく調整。ネックレスのバランスや手元の鈴の位置など、細部へのこだわりがキャラクターの完成度をさらに高めてくれます。
この衣装のショールは黒いファーの毛量が多くずっしりとした重みがあるため、夏の屋外ロケではかなり暑く、撮れ高にも影響が出そうです。全体として今回のスタイリングと撮影結果にはとても満足しています。この写真を通して、帰忘の流離人ならではの魅力と、キャラクター再現に注いだ情熱を感じていただけたら嬉しいです。