この写真を撮影した時、実は過度に複雑なポーズをあえて設計したわけではありません。ただ、様々なポスターやライトが溢れる漫展(イベント)のバックパネルの前に立ち、日常的でありながらキャラクターの世界観にマッチした空気感を少しでも捉えたいと考えました。個人としての独自設定(私設)の想像の中では、曜と西施の間の掛け合いは、言葉を必要としないあうんの呼吸のようなものです。今回は二人とも、私服や制服に近いテイストのコーディネート(黒のスーツに青白のストライプタイ、外側に羽織ったゆったりとしたグレーのアウター)を選び、それぞれの専用の髪色やアクセサリーを合わせることで、キャラクターの識別度を残しつつも、衣装が重すぎて撮影中にぎこちなくなるのを防ぎました。手元にあるこのシンプルなプレーンリングと、十指をがっちりと絡ませた手元の仕草は、写真全体の中で最も大きなウェイトを占めるディテールです。レタッチの際、手元の最もナチュラルな肌の質感をあえて残しました。光と影が差し込むことで、あの真っ直ぐで専属の寄り添う(陪伴)感覚が綺麗に画面に定着してくれました。
イベント会場のような騒がしい環境の中で、クリーンなカップリング向け(cp向)のパートナー感を表現するのは容易なことではありません。多くの場合、雑多な人混みを避けるために現場で最適なアングルを探し出す必要があります。今回はあえて大口径レンズで背景を大きくぼかし、視線が手元や人物のシルエットの一部に集中するようにしました。背景にある色鮮やかなポスターなどの掲示物は、逆に素晴らしい環境のアクセント(補足)になってくれています。公式のオリジナルスキン(原皮)を完全再現したものではなく、あくまで独自設定(私設)のスタイリングですが、この方が二人が日常を過ごす際のリラックスした、少年らしさと癒やし感に満ちた状態に、より身近に寄り添える気がしています。この衣装の素材は、実はレイヤー感が非常に試される部分で、ストライプのネクタイとグレーのアウターの生地は光の下で異なる織り目のテクスチャを表現してくれ、ウィッグのカラーや素材の選定・セットの手法にもいくつかの試みを重ねました。底部にあしらわれた英字のカリグラフィーウォーターマーク(水印)と相まって、二人だけのプライベートな宝物の瞬間としての静かな空気感がさらに深まっています。
コスプレイヤーとして、このようなカップリング向け(cp向)のコンテンツを撮影する(コスプレ撮影)際に最も重要なのは、とにかくリラックスすることです。体が強張ってしまうと、ポーズをとってもキャラクター間の自然な感情の流れを表現するのが難しくなります。この写真のシャッターが切られた瞬間、実は「いち、に、さん」とタイミングを合わせたわけではなく、本当に自然な流れで手を繋いで持ち上げた動きだったため、出来上がった効果は意図的に作り込んだポーズよりもはるかに生き生きとしたものになりました。無理にポーズをキメる(硬凹造型)のではなく、プライベートで自分がこのコンビに対して抱いている理想的な知覚をそのまま再現すること――これこそが独自設定(私設)のメイクやコーディネートが私にもたらしてくれる最大の喜びかもしれません。このような直球の愛の言葉(情话文案)を添えることで、写真自体の持つ説得力はすでにすべてを物語っています。ライティング、衣装、ヘアスタイル、 shadowそして固く握られたあの手、すべてがピントが合った瞬間にそれぞれの完璧な位置に収まりました。今後も、キャラクターの特徴を表現しつつ、日常の軽やかな空気感を漂わせるような、パートナー向けの素晴らしいコスプレ作品にどんどん挑戦していきたいです。