今回のホタルACGエキスポ7総集編では、本当にたくさんの衣装を撮影しました。朝から夕方まで各ホールや屋外ロケ地を行き来し、体力的な消耗は凄まじかったものの、仕上がった写真は大満足のクオリティになりました。まずは白シャツに黒のタイトスカートを合わせたオフィススタイルから。このスタイリングのために、あえてタイトめな白シャツを選び、襟元と袖口のボタンを少し外して堅苦しくなりすぎないように工夫しました。ボトムスにはハイウエストのタイトスカートと黒ストッキングを合わせ、足元はピンヒールのポインテッドトゥパンプスをチョイス。歩くのは大変でしたが、カメラの前では脚のラインをすらりと長く見せてくれます。シルバーのスーツケースに腰掛けているカットは、ブース移動の合間に背景の通行人が綺麗にボケているのを見つけて撮ったものです。自然に脚を組み、自然光の下で黒タイツ コーデの繊細な質感を際立たせ、スーツケースのハンドルにラフに腕を乗せながら冷ややかな視線を向けることで、普段の甘いスタイルとはギャップのある表情を引き出しました。
続いて戦術風の装いです。グレーのTシャツにデニムショートパンツ、首元にはグリーンのスカーフを巻き、各種ハーネスやゴーグルの位置を細かく整えました。一番重かったのは銃器の小道具で、模造品とはいえ長時間構え続けるにはかなりの筋力が必要でした。銃を肩に担ぎつつ片足立ちになることで、構図としての三角形の安定感を保ちながら、黒タイツ コーデとマーチンブーツのハードな組み合わせをアピールしました。午後の日差しがかなり眩しかったので、ゴーグルを着けていなければ目を開けていられないほどでした。
さらに赤い獣耳スタイルもあり、光沢感のある生地が照明を反射し、芝生の上での撮影では赤と黒のコントラストが抜群の存在感を放ちました。ウィッグとふわふわの耳はピンでしっかり固定し、メイクは濃いめのアイシャドウとラメを効かせました。もう一着の黒赤ゴシック風ドレスは、レースや編み上げが多く着脱が一苦労で、黒のロンググローブも少し蒸れましたが、腕の華奢なラインを見せるために最後までやり切りました。青髪の天使のスタイルでは、頭の光輪を細い針金で支えていたため、仕掛けが見えないようアングル探しに苦心しました。そして純白のウェディングドレスはスカートの広がりが圧巻で、ブーケを抱えながらベールが風にはらむ瞬間はとても幻想的でした。金髪の制服スタイルは日常感があり、鮮やかなリボンタイとチェックスカートに合わせて、のびのびと自由なポージングを楽しみました。
一日を通してこれほど多くのウィッグや衣装を着替え、キャラクターごとにメイクを微調整しながら多彩なコスプレをこなしました。イベント会場では様々な小道具を目にするだけでなく、カメラを構えた多くのカメラマンさんたちとの素敵な出会いもあります。撮影で何より大切なのは自信を持ち、体を大きく使ってレンズとしっかり視線を交わすことです。人が写り込まない背景を待つために、隅っこでじっと立ち尽くすこともありました。ハイヒールで足はパンパンに痛くなりましたが、頭の中の構想が写真として具現化されたときの達成感は本物です。様々な系統に挑んだ今回のアニメイベントの服装とコスプレシェアは、これまでの準備や練習に対する納得のいく成果となりました。ホタルACGエキスポの熱気あふれる空気感にはいつもパワーをもらえます。次回もまたさらに面白い小道具や衣装を用意して、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。