今回の儀玄のキャンプコーデ、ようやく写真が仕上がりました。キャプションでは「なんでみんな私にヒールばかり履かせたがるの」と愚痴りつつも、砂地のテント周りで撮影するにあたって、実はこっそり2足の靴を用意していました。現場に着いたばかりの頃は、足場の柔らかい地面を安全に歩くため、ベージュの猫ちゃん柄パフィーシューズを履いていました。もこもこしてアニメ調のイラストも入っていて、踏み心地がとても楽で本当に可愛らしい一足です。
ですが、実際にキャンプチェアを組み立てて儀玄のキャラクターに入り込む段階になると、パフィーシューズではどうしても世界観から浮いてしまいました。儀玄の衣装は全体的にクールで洗練されたスタイルで、黒のレザージャケットに白のレース袖とリボンタイが合わさり、美しいメリハリがあります。レザーの持つ強い存在感に負けないようウィッグのセットにもこだわり、頭頂部やサイドの毛束のカーブを整えました。黒いマスクを着用しているため、目元の表現力が何より重要になります。
儀玄というキャラクターの魅力は、どこか余裕のあるミステリアスな佇まいにあります。KingCampの折りたたみチェアに座り、テントと青空に囲まれる中でそのニュアンスを再現するには、ポーズの微調整が欠かせませんでした。黒の艶やかなハイヒールに履き替えると、脚を組んだときのラインが一気に引き締まりました。黒ストッキングとエナメルヒールの組み合わせが陽光を浴び、脚のシルエットをより一層すらりと見せてくれます。ヒールが砂地に沈み込み、立っているときの重心はかなり不安定でしたが、完成した写真の力強い緊張感を思えば、そんな苦労も吹き飛びました。
屋外の自然光は非常にクリアで、レザージャケットに反射する光沢感が上質な雰囲気を引き立ててくれた一方、メイクのキープ力も試されました。マスクに隠れていても感情が伝わるよう、アイメイクは陰影を深めに入れ、カラコンと合わせて目力を強調。キャンプならではの開放感と、儀玄本来の冷徹な空気感が絶妙なコントラストを生み出しました。
撮影の合間にはすぐにヒールを脱ぎ、パフィーシューズに履き替えてマットの上で足を休めました。本音を言えばどちらの靴も大好きです。パフィーシューズは外でのんびり歩き回るのに最適でリラックスでき、ハイヒールはポーズを格上げして最高の一枚を撮るための必須アイテム。キャラクターの圧倒的なオーラを再現するためには、やはりヒールを避けては通れませんでした。風や砂、太陽の光さえも写真の一部となったテントでの撮影はとても新鮮で、儀玄のコーディネートの新たな一面を発見できました。また次回、違ったロケーションで新しい表現に挑戦できるのを楽しみにしています。