【年間写真まとめ】2025年における和風とキャンパススタイルの様々な挑戦:撮影記録 - 1 枚目
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2025年の年間写真まとめとしてアルバムの定格された瞬間をめくると、この1年は実にたくさんの作品を撮影してきたと実感します。年初のインドア撮影から真夏の海辺、端正な和室の情緒からアジサイ畑の爽やかさまで、様々なスタイルのポートレートに挑戦しました。

今年最も強く感じたのは「光」と「感情(エモさ)」の重要性です。多くの撮影現場では自然光やシンプルなお部屋の照明を活用しました。例えば水辺のカットでは、水面に光が反射して繊細な波紋を作り出し、モデルさんの自然な仰ぎや水と戯れる動作と相まって、仕上がりには息づかい(空気感)が宿りました。また室内撮影では、キャンドルと赤い幕を活用し、露出を抑えることで暗部のディテールを美しく残し、一気にドラマチックな感情を引き立てることができました。

写真の選定からレタッチに至るまで、その舞台裏は膨大な時間と情熱の積み重ねです。この1年、レンズの前に立ってくださったすべてのモデル・コスプレイヤーの皆様に心より感謝申し上げます。酷暑や寒さの中でも嫌な顔ひとつせず、一つひとつのスタイリングを真摯に表現してくださいました。また、クライアントの皆様の信頼のおかげで、マニュアル通りの構図にとらわれず、より個人的な作風を追及するポートレート撮影の自由度を得られました。このような創作の自由はカメラマンにとって極めて貴重な宝物です。

今年は型にとらわれないアングルや構図にも積極的に挑戦しました。ロケーション撮影では、光線・背景・モデルの状態のバランスをとることが常に求められます。木漏れ日の一すじを待つために、半日近く同じロケーションに佇むこともありました。退屈に思えるプロセスですが、完成した写真が放つ光と影の立体感を目にすると、それまでの待ち時間がすべて報われたと感じます。レタッチ(後期処理)についても新たな気づきがありました。肌を滑らかにしすぎるプラスチックのような質感よりも、肌本来のテクスチャーや繊細なディテールを残す方を好むようになりました。ハイライトを適度に強調し、シャドウを深く沈めることで、深みのあるレトロな雰囲気を醸し出し、写真の感情表現をより際立たせることができます。

2026年もこの探求の情熱を持ち続けつつ、作品の質により一層こだわっていきたいと考えています。単に「美しい写真を撮る」だけでなく、キャラクター設定の枠を超えた、モデルさん自身のリアルで心を打つ魅力を記録できれば幸いです。これからの毎年も今回のまとめのように、振り返った時に写真を通じて当時の空気感、温度、そして胸の高鳴りを鮮明に思い出せることを願っています。

撮影の本当の意義は「過ぎ去った歳月を温かく振り返ることができる」点にあります。撮影のスピードよりも、作品を高めながら全員が撮影現場を心から楽しめることを大切にしたいです。二次元のコスプレ姿であれ、日常のファッションであれ、根底にある「好き」という情熱は共通しています。新しい1年もこの初心を忘れず、レンズを通して愛おしい瞬間をしっかりと記録していきます(梅州での撮影依頼もいつでも歓迎しております)。