今回の「愛と願いの妖精」のスタイリング撮影では、ウィッグのカットから衣装にあしらわれた複雑な花のアクセサリーにいたるまで、前後にかなりの準備時間を費やしました。ピンクのロングヘアに尖ったエルフ耳、そして赤と白が織りなすドレスを身にまとうと、カメラの前で本当にすんなりとキャラクターの世界観に入り込むことができます。撮影の際は、ピンクのカーテン(紗幔)とローマ柱のあるシチュエーションをあえて選びました。薄紗を透して差し込む光が、衣装の薔薇の装飾と非常にマッチしています。手にした杖の小道具も特注品で、リボンのディテールや塗装もできる限り公式の設定に近づけました。
今回は、横たわった状態での俯瞰撮影や、杖を手に身体を伸ばすポーズなど、いくつかの異なるアングルに挑戦し、画面により豊かなストーリー性をもたせようと試みました。室内で衣装を長時間着用していると少し蒸し暑さを感じましたが、完成した写真の中で花びらやパールのチェーンが全体のスタイリングと見事に融合しているのを見て、やはりその価値は十分にあったと感じています。一回一回の写真公開はキャラクターへの理解を改めて整理するプロセスであり、このピンクの妖精のしなやかな躍動感をコスプレ撮影を通して記録できればと願っています。