紫のカワサキに跨り、中山居然之家のストリートにストロボの閃光が走る。今夜のテーマは『ガールズバンドクライ』のドラマー・安和すばる(安和すばる コスプレ)。日常感と少しの反骨心を同居させるため、緑のインナーカラーを入れた黒髪ロングストレートの頭頂部にアホ毛をしっかり固定しました。メイクの要である丸メガネは、レンズの反射で瞳が隠れないようストロボの角度に合わせて顔の向きをミリ単位で調整。黒紫のセーラー風トップスは胸元の大きな紫リボンの立体感をキープし、グレーブルーのチェックスカートに透け感のある黒ストッキングとレザーのレッグガーターを合わせました。このガーターリングが太もものアクセントとなり、座りポーズでも美脚ラインにエッジの効いた立体感をもたらします。足元の白ソックスとグレースニーカーのレイヤードが、ストリートらしい抜け感を生み出しました。
マシンは友人が丹精込めて仕上げた痛車で、車体一面にグラフィックが施され、フロントには同衣装のデフォルメぬいぐるみをセット。足つきのシビアな大型バイクのため片足をしっかりと接地させて重心を安定させつつ、高熱の排気管に黒ストッキングが触れて傷まないよう細心の注意を払いました。暗闇の中から被写体を鮮烈に浮き上がらせる直当てストロボにより、車体のメタリック塗装とエナメル調のパーツが眩いハイライトを放ちます。
メガネのブリッジを指先で押し上げたり、タンクに身を委ねて前傾姿勢をとったりと、バイクと一体化するリアルなライダースタイルを追求。静寂に包まれた夜の街で、シャッター音とメカニカルな熱気が交錯する、至高のカワサキ モーターサイクル・ガールズバンドクライ撮影記録となりました。