【古明地こいし コスプレ】廃墟に佇む少女、古びたピアノと咲き誇る花々との対話 - 1 枚目
【古明地こいし コスプレ】廃墟に佇む少女、古びたピアノと咲き誇る花々との対話 - 2 枚目

今回の古明地こいし コスプレの撮影では、彼女が持つ無意識の内に漂う唯一無二の浮遊感をいかに表現するかに重きを置きました。セレクトしたヴィンテージロリータドレスは、緑と黒を基調とした重厚な段フリルスカートが背景のアンティークピアノの色調と見事に調和。トップスはレースフリルをあしらった白のコルセットデザインで、胸元の大輪の青い花とショルダーストラップがウエストと上半身の美しいラインを際立たせ、ガーターリングとニーハイソックスの組み合わせが全体のスタイルをよりすらりと長く見せてくれます。ロケーションには雑草や色鮮やかな花々が生い茂る廃墟温室を選びました。文明の残照と自然が織りなす廃墟風の情緒は、無機質な白ホリスタジオよりもはるかに生々しい物語性を宿してくれます。夕暮れ時のサイド逆光がウィッグの毛流れに落ちる瞬間は格別の美しさでした。腕を軽く広げてピアノに身体を預け、片足に重心を置いたポーズは自分で試行錯誤して導き出したもので、気ままな脱力感を醸し出しつつ、スカートの美しいドレープと脚のラインを最大限にアピールできました。幾重にも重なる衣装に頭飾りやウィッグが加わり、蒸し暑い温室内での撮影は汗だくになりましたが、カメラマンさんが蔦や木枠を前ボケに活かした卓越した構図とライティングで、静謐かつ幻想的な絵作りを形にしてくれました。表情については感情を過度に出さず、自身の無意識の世界を静かに見つめているような無欲な眼差しを意識。現像では環境の露出を少し落として光の玉ボケを際立たせるカラー調整を施し、淡い憂いの中に安らぎが宿る理想の空気感を表現できました。