今回のアークナイツのラ・プルマ コスプレ写真がようやく完成しました。ラファエラ自身の特別な誕生日プレゼントとして撮影したものです。ロケーションには無骨なインダストリアル調の会場を選び、積み上げられたフライトケースを背景に、冷硬な金属の質感を活かしてキャラクターの戦術装備の雰囲気を引き立てました。
ヘアメイクにもかなり工夫を凝らしました。黒灰色のウィッグにはレイヤーを入れ、アイメイクは定番の黒いアイラインではなく、ピンクレッド系を広めにぼかすことで、クールさとどこか異色な美しさが同居するコントラストを試みました。会場のライティングが硬めでトップライトが真上から直射したため、顔や身体に深い影が落ち、かえってこのクールなトーンの雰囲気が際立ちました。
衣装・メイク・小道具も今回の撮影の要でした。胸元のタクティカルベストは何層にも重なり、マジックテープやバックルで固定するため着脱はかなり大変でしたが、着用後の質感は抜群でした。太もものストラップやタクティカルレッグポーチは、肉感を強調しすぎず綺麗にフィットするよう何度も微調整を繰り返しました。特に足元の黒い厚底タクティカルサンダルは、脚のストラップのラインと合わさることで脚長効果をしっかりと発揮してくれました。また、オーロラ反射素材のケープは、風に吹かれると七色に光を反射し、黒一色になりがちな画面の重さを程よく和らげてくれました。
長刀とメカニカルテールの小道具はずっしりと重く、フライトケースに跨って武器を肩に担ぐポーズをとるため、手の支え方や肩の力の抜き方など、重心のポイントをカメラマンさんと現場で何度も探り合いました。このキャラクター最大の魅力は、物静かで集中した佇まいと、手にした重火器・武器というギャップにあります。そのニュアンスを切り取るため、冷徹な表情でカメラを見つめたり、自然体で横向きに座ったりと試行錯誤し、上から見下ろすような視線でキャラクターの冷静さと落ち着きを表現しました。
ここ数年で誕生日の過ごし方も少しずつ変わってきました。以前は賑やかなパーティーを望んでいましたが、今は自分が納得のいく撮影作品を仕上げ、大好きなことを自分へのプレゼントとして贈るスタイルを好むようになりました。現場ではみんなが小道具を運んでくれたり、風で乱れた髪を直してくれたり、友人からスイーツの差し入れをもらったりと、とても充実した時間を過ごせました。シャッター音が鳴り止み、今回の撮影も無事に幕を閉じました。ラ・プルマを演じる過程はとても楽しく、この一瞬のストイックさと力強さが写真の中にしっかりと刻まれることを願っています。