今回の撮影は半室内の海辺の会場を選びました。ガラスのカーテンウォール越しに差し込む陽の光が非常に柔らかく、白洲アズサならではの透明感と軽やかさを表現するのにぴったりでした。衣装ではピンク系のフリルのレイヤー感に特にこだわり、象徴的な白い翼や髪飾りを合わせました。屋内で動き回る際に翼が少し邪魔になってしまいましたが、キャラクターの「小さな天使」のような気品を表現するために、終始できるだけ身体を美しく伸ばした姿勢をキープするように意識しました。
メイクに関しては过度な作り込みはせず、主にハイライトで肌の質感をトーンアップさせ、全体の仕上がりが原画の持つ清冷さと純真さにいっそう寄り添うように仕上げました。道具チームがとても凝っていて、アンティーク風のティーポットやレトロなレシピ本、生命の輪(浮き輪)を用意してくれました。こうした生活感のあるシチュエーションが、キャラクターに日常の温かみを添えてくれます。
撮影時は、シャボン玉が宙に浮かぶ瞬間に合わせるため、何度もアングルを微調整し、最終的に最もナチュラルな状態をスナップすることに成功しました。夏をテーマにしたコスプレイベント写真の試みとして、カメラの前で白洲アズサの静かでどこかチャーミングな一面を表現することができ、自分でもとても満足しています。この写真を通じて、たとえ海岸沿いにいても、アズサが静かに寄り添って一緒にお茶を飲みながら海を眺めてくれているような心地よさを、皆さんに感じていただければ嬉しいです。素晴らしいコスプレ撮影となりました。