この『東方Project』の風見幽香とメディスン・メランコリーの写真は、最近ひまわり畑で撮影したものです。ゆうかママ(風見幽香レイヤー)の@Lu Luさんとコラボしたのですが、光の入り方がとても素晴らしくて、すぐにレタッチして完成させました。
撮影当日はものすごく気合が必要なほど気温が高かったのですが、ひまわり畑の色合いが本当に綺麗でした。見渡す限りの金色の花海が、幽香のトレードマークである緑髪やメディスンの真っ赤な大きなリボンと鮮やかなコントラストを描いています。今回は光が柔らかくなる時間帯を狙って畑に入りました。虫が結構多かったですが、仕上がった写真の自然光の透明感を見たら、苦労した甲斐があったなと感じています。
スタイリングに関しては、今回の洋装もかなりこだわってコーディネートしました。幽香の麦わら帽子と繊細な白いレースドレスは、花畑ののどかな田園風景に完璧にマッチしていました。私は「人形」であるメディスンを担当したのですが、あの赤い大きなリボンが実はかなり重く、カメラマンさんに手伝ってもらいながら何度も固定し直して、ハイアングルやアップの撮影でも形が綺麗にキープできるようにしました。白いフリルの襟と黒いスカートを合わせ、露出度は控えめながらもレイヤード感を最大限に引き出しています。
撮影の中で一番嬉しかったのは、動きのある瞬間を切り取ったスナップです。例えば、二人で並んで花の中に座り日傘をさしているシーンや、私が指先に止まる蝶を受け止めようと手を伸ばしている瞬間(実はこれ、カメラマンの@时崎夜刃さんが完璧なタイミングで捉えてくれたものです)。こういった野外でのペア撮影の難しさは、キャラクター同士の掛け合いの緊張感を表現しつつ、動き回る中でお互いのメイクや衣装が崩れないようにすることにあります。現場での役割分担はとても明確で、ゆうかママが全体の大きなポージングを決め、私が小道具を渡したり衣装のディテールを整えたりしました。ひまわりがとても密集して咲いていたので、移動の時は花を踏まないようにしっかりと畦道を歩く必要がありました。
実際のところ、今回の撮影では原作における「毒人形」と「花の妖怪」の具体的な相処モードをガチガチに再現するのではなく、どちらかというと日常的な「花畑のお散歩」という雰囲気を重視しました。衣装の素材も比較的軽やかな夏仕様のものを選んだので、遠目にはスカートがかなりボリュームがあるように見えますが、実際に動いてみると結構快適で、まとわりつくような暑苦しさはありませんでした。
カメラマンさんの構図も面白く、広大な花海を捉えたダイナミックなアングルで圧倒的な黄色を表現してくれただけでなく、あえて手元のアップやバストアップのカットも残してくれました。レタッチの段階では、全体的にふんわりとした温かみのある暖色系のイエローに統一し、彩度はあえて上げすぎないようにしました。ひまわり本来の色だけで、すでに十分すぎるほど鮮やかだったからです。
このコスプレ写真を投稿したのは、あの夏の日の午後、みんなで花畑を忙しく動き回りながらも笑顔に溢れていた時間を記録したかったからです。「人形(メディスン)」としてこの作品を無事に形にできたことは、本当に良い記念になりました。風見幽香というキャラクター本来のオーラはとても強力ですが、今回ゆうかママと一緒に撮影してみて、まるで「子連れのお出かけ」のような、どこかほっこりとした安心感がありました。