単独で活動するよりも、コラボレーションをすることで、確かに予想もしなかった多くの素晴らしい火花(インスピレーション)が生まれます。この一年間のスケジュールを整理したばかりですが、2025年はすべての時間を空けて、この本編制作に完全に集中する予定です。自分の作品に対して常に高いクオリティを求めているため、毎回の撮影前にはヘアメイクのディテールや光と影のアングルをじっくり練り、脳内で何度もシミュレーションを重ねてから最終プランを決定しています。時には理想的なシチュエーションを作るために、ライティングの位置調整や小道具の配置だけで、一日の大半を費やすこともあります。正直なところ、コスチュームとメイクの相性や、レンズの焦点距離の選択にいたるまで、最終的には強迫観念のようなこだわり(習慣)になってしまいます。
実際、多くの写真に見られる自然で素晴らしい雰囲気は、決してレタッチだけに依存しているわけではなく、事前の準備や現場でのコントロールが大きな比重を占めています。今回の写真シリーズでは、まったく異なる複数のスタイルに挑戦しました。単一の光源で背景を暗く落として二次元キャラクターならではのデジタルな存在感を際立たせたカットもあれば、自然光を利用して透明感を表現した画面もあります。どの写真セットも、鏡の前で何度もポージングや表情の練習を重ねた成果です。
相方を探すにあたって、基本的な衣装・メイクの自理やポージングの表現力はもちろんですが、何よりもお互いの創作に対する思考が「同調(シンクロ)」できるかを重視しています。一緒に企画のテーマを練り、カメラポジションを考案し、絵コンテをどう形にするかを話し合うことは、ただ写真を撮るためだけに集まるよりも遥かに有意義で面白いものです。長期的な協力によって確かな阿吽の呼吸が生まれれば、シャッターを切った瞬間に捉えられるあの感情の共鳴こそが、最もかけがえのない宝物になります。また、相方さんにはついでにメイキングやショート動画の素材も記録していただけると嬉しいです。最近のシェア方法は動画メディアへの依存度が高いため、一緒に舞台裏のコンテンツもしっかり作り込むことは、もう一つの作品の残し方(留存)だと考えています。